Silica117の採水地

霧島連山

日本は水源に恵まれており、各地でおいしい水を飲むことができます。ミネラルウォーターの採水地はさまざまですが、その水質はそれぞれの土地に応じた特徴があります。
シリカを多く含むミネラルウォーターは、おもに九州地方に分布しています。九州は、阿蘇・雲仙・霧島・久住・桜島・別府といった世界有数の火山・温泉群を有しています。このエリアの地層にはシリカが多く含まれ、長い時間をかけて水の中に溶け出しているためです。

霧島連山、日当山温泉郷がSilica117の生まれ故郷

Silica117の採水地は、前方に桜島の雄姿を眺め、後ろに霧島連山を仰ぐ、古くから鹿児島の奥座敷として栄えた温泉地。この地の地下水脈には、大地に含まれミネラル成分が長い歳月をかけて水に溶け出しています。
これが「カラダの疲れを癒し、色白の美肌を作る」と太古の昔から知れ渡り、人々に親しまれている、シリカを豊富に含んだ水源です。
霧島連山の地下水脈
南九州の地層は、最大数百メートルもの厚さがあるシラス層(シリカを多く含む地層)によって形成されています。このシラスは、何万年も前の火砕流が堆積したものです。霧島連山の地下には、このシラス層を含め実に16もの火砕流や火山噴出物が層を成しています。このシラス層の主成分が「シリカ」なのです。ミネラルのなかでも、特にシリカは水をおいしくしてくれます。
霧島市の位置

はるか昔から癒やしの地

はるか昔、イザナギノミコトとイザナミノミコトが、足腰の立たないヒルコノミコトを船にのせ、たどり着いた「なげきの杜」で温泉治療をさせたという神話があります。その土地こそが、Silica117の採水地でもある霧島市日当山温泉郷です。
日当山温泉郷は西郷隆盛がよく訪れた温泉地としても知られています。西郷が、坂本龍馬と妻のおりょうに新婚旅行を薦めたエピソードも有名です。龍馬は療養も兼ねて日当山温泉に滞在しました。天降川のほとりには、龍馬とおりょうを岸につけたことを示す木柱が今でも立っています。