Silica117の水源は遙か昔から「癒やしの地」として知られています

坂本龍馬像

イザナギ・イザナミといえば日本神話に登場する神として有名ですが、古事記にはこの2神の間に最初に生まれた子として、ヒルコ(水蛭子、蛭子神、蛭子命)という神が登場します。このヒルコノミコトは生まれたときから足腰が立たなかったため、舟に乗せられ、たどりついた「なげきの杜」で温泉治療をさせた、という神話が残っています。この「奈毛木なげきの杜」は現在の南九州・霧島一帯の森林を指すといわれており、鹿児島県の蛭兒ヒルコ神社には御祭神としてヒルコノミコトが祀られています。

あの坂本龍馬の傷も癒やした原水

霧島連山の温泉郷は、幕末維新に活躍した志士、西郷隆盛がたびたび訪れた場所としても知られています。西郷が、坂本龍馬と妻のおりょうに「日本最初の新婚旅行」を薦めたエピソードも有名です。龍馬は京都・寺田屋で負った刀傷の療養も兼ねて、霧島温泉などに滞在しました。天降川のほとりには、龍馬とおりょうを岸につけたことを示す木柱が今でも立っています。

はるか昔から「癒やしの地」として歴史の舞台となる南九州・霧島連山。もしかすると、地下水に豊富に含まれるシリカが関係していたのかも知れませんね。

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