Silica117の品質管理(1)原水がSilica117になるまで

品質管理イメージ

Silica117は、お客様に安心してお飲みいただけるよう、製造時に厳しい品質管理を行っています。ここでは、その内容を数回に分けてお伝えします。第一回目の本稿では、水源地での原水の処理についてレポートします。

採水地での徹底したフィルタリング・加熱処理

Silica117の採水地は南九州、鹿児島県霧島市。天然のシリカをはじめとするミネラルをたっぷり含んだ温泉水は、水源地にある施設で、採水したその日のうちに以下の処理が施されます。

1.密度の異なる3種類のフィルターでろ過

Silica117の原水は、密度の異なる3種類のフィルターで順番にろ過されます。最終的には0.2μmという細かさのフィルターを通されることによって、微生物などの混入を防ぎます。この0.2μmというのは光の波長とほぼ同じ長さで、光学顕微鏡で見える限界の細かさです。

2.123℃の加熱殺菌処理

ろ過された原水は、プレート式熱交換器という装置を使い、123℃もの高温で加熱殺菌処理されます。これによって微細な細菌などを殺菌することができます。ちなみに、原水に含まれるシリカをはじめとするミネラル成分は熱に強いため、この温度で殺菌処理しても損なわれることはありません。

3.仕上げのフィルタリング

徹底したフィルタリング・加熱殺菌処理が施された原水は、ボトリング前にラインフィルターと2.0μmカートリッジフィルターでろ過されます。この一連の作業によって、天然のシリカをたっぷり含んだ霧島連山の原水は、そのミネラル成分を損なうことなく、皆さまに安心してお飲みいただけるSilica117に生まれ変わるのです。

このカテゴリーの記事

製造ラインイメージ
ケイ素のイメージ